【終活でやっておきたいこと】 空き家になりそうな実家を活用して子ども世代に喜ばれる資産へ – しげにゃんの土地活用

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2021/12/30
  • 土地活用コラム

終活をやりたいけど、何から始めればいいか分からない・・

引き継いできた実家をどうすればいいか分からない・・

不動産の相続税対策ってどうすればいいの・・

 

このようなお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

 

「終」 の葬式やお墓、相続のことは考えているが、「活」 の住まいや資産の活用までに考えが及んでいないことが相談を受けていると多いです。

 

自分が亡くなった後に残された家族がトラブルに巻き込まれないように、また相続の際に家族間で揉めないために賢く終活することが重要です。

 

ただ、不動産の扱いに関してはわからないことだらけですよね。
子ども世代に負の資産を残さず、今ある資産を「活」用して、子ども世代に負担をかけない方法はたくさんありますが
今回は、現在の不動産の相続税対策と土地活用についてご紹介いたします。

 

【終活】実家を活用する事が節税になる理由

そもそも相続税とは、亡くなった方の財産を相続する際に財産の価値に応じてかかる税金です。
相続税の節税に重要なことが財産を圧縮させることです。

土地の評価額を下げる仕組みを下の図で解説しておりますが、更地の場合と賃貸住宅を建てる場合とで土地の評価額は最大60%も異なります。

更地に賃貸住宅を建てるだけで、「貸家建付地」 という扱いになり土地の評価は下がります。

おおよそ20%評価減ですので仮に更地で1億円の評価額の土地であれば8千万円程の評価額になり、20%財産を圧縮することができます。

さらに、小規模宅地の特例から200㎡までは土地の評価は50%減額 されます。
仮に更地が200㎡だと仮定すると8千万円から50%減額され4千万円の評価額になります。※土地の大きさが200㎡以上でも200㎡までは評価減されます。

1億円に対してかかる相続税と、4千万円にかかる相続税とではかなりの差になります。

土地を相続する際は、賃貸住宅を建てて上手に節税することをおすすめします。

【終活】空き家になりそうな実家を活用する

節税のために、とりあえずアパート等を建てると将来利益を生み出さない“負”動産になってしまう恐れがあります。

今後、人口減少なども考えるとますます一般的なアパートは入居率の見込みは立ちません。
アパートが悪いわけではなく、お伝えしたいことは土地や市場性に合わせて収益性が見込まれる適切な土地活用商品を建てること です。

しげニャンの土地活用では坪数にあった土地活用商品を掲載しております。
お持ちの土地の大きさの土地活用商品を是非ご覧ください。

【終活】弊社でお手伝いした活用事例のご紹介

ここまで一般的な知識についての内容になりましたが、なかなか具体的なイメージはしづらいかと思います。
そこで、実際にしげニャンの土地活用でお手伝いさせていただいた遊休地活用の事例を少しだけご紹介 させて頂きます!

 

立地があまり良くなく困っていた土地で福祉施設を建設し安定収入

こちらは広島市安佐北区で、最寄り駅から徒歩10分ほど、周囲にスーパーなどの商業施設もないエリアの約70坪の土地です。
オーナー様は、立地的に、アパートや戸建賃貸は入居が埋まらない 、駐車場もそれほど需要がない ということで活用が難しく、困っていらっしゃいました。
そこで障がい者グループホームという、軽度な知的・精神障害を持つ方向けのシェアハウスの建築のご提案しました。
運営する福祉事業者様も全国展開されている大きな会社様をご紹介させていただき、条件のすり合わせなども一緒に相談しながら進めました。
現在はオープンから約2年が経ちますが、福祉事業者様が1棟をまるごと借り上げるという形なので、オーナー様の手間も少なく、安定した家賃収入が入ってくる ということで大変喜んでいただいております。

 

使わなくなっていた農地で供給不足の福祉施設を建てて社会貢献

こちらは広島市安佐南区で、もともとオーナー様が畑として使っていましたが、体力的に厳しくなって数年間使わなくなってしまっていたという状況でした。
オーナー様は「地域の役に立つ活用をしたい」 と当初は高齢者住宅を検討されていたとのことでしたが、このエリアは既に総量規制が入っており断念していました。
そんな時にちょうど、このエリアで障がい福祉施設の運営をしようとオーナー様を探している福祉事業者様がいらっしゃり、社会貢献もできるということを決め手にこの案件がまとまりました。
昨年完成しましたが、供給が足りていないエリアだったため入居希望者が殺到 し、見学会では20名の定員に対し、なんと180名の方が集まりました。
まさに地域の方々に求められている施設を作り出すことができた事例と言えます。

 

その他の遊休地活用事例はこちら

まとめ

終活を進める上でやっておきたいことはいくつかありますが、「資産・財産の整理」もそのひとつです。

現金だけではなく不動産の生前整理も行う必要があり、空き家になる可能性のある実家を是非有効活用して未来へ残していただければと思います。

しげニャンの土地活用は皆さまの終活を後押しします。是非お気軽にご連絡くださいませ!

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